申し込み〜カトマンズ
ネパール 記事まとめ
前回の記事
※これは2011年時点の内容です。
現地エージェントへ申し込み
日本のエージェントを通すと費用が高くなりそうだったので、現地の旅行会社をGoogleで探しました。
英語は当時TOEIC450点だったので、会話までは至らないながらも読む分に理解できるのでなんとかなると思っていました。やりとりもメールならばいける、そう考えていました。そうしたらたまたま少し怪しい日本語と英語で書かれた旅行会社のサイトを見つけたのでそこを見てみることにしました。
料金も他と比べて安かったのでとりあえず、日本語と教科書通りの英語で問い合わせメールを送りました。
「○○月に登りたいのですが、日数と費用はどれくらいですか?」くらいの内容です。
翌日、意外なことに日本語で返信が返ってきました。なんとなく日本人が書いた文ではないなと感じたが割りと自然な文章だったので少し安心しました。返してきたのはDuwadeeという人であとで知ったのですが、彼は日本で働いていたことがあるようでした。
こちらがメールを送ると丁寧に日本語で説明する返信をしてくれるので、すぐここにしようと決めました。
別に日本語ができることを期待していなかったのですが、自分の英語レベルだとやはり不安があったのも事実です。やりとりするうちに、duwadeeは社長で今は別のガイドが登山者を案内しているらしいということ。
しかも、そのガイドは日本語も分かるらしい。
前まであったサイトは今見つからないので今はどこで申し込むのか分かりませんが、「Aozora trekking Nepal」という会社名でした。
やりとりはポンポンと進み、見積もり送るから理解したら送金してくれいう内容のメールを受け取ったので早速近所で銀行で手続きを済ませました。
前金 費用の20% 255ドル で 送金手数料も含め約25,000円
残金は現地で手渡し(ドル払い)ということになりました。
その後、duwadeeからメールが来て領収書の画像を添付してくれました。
これで、晴れてネパール行きが確定したわけです。
その後、すぐにネット航空チケットを取る手続きを取りました。
当時LCCもなく正直安ければどこでも良かったので、中国国際航空を選びました。
予約画面に表示されているのは
成田 – 北京 – 成都 – ラサ(チベット) – カトマンズ
というトランジット尽くしの航路でしたが、色んな所行けるしいいじゃんとポジティブにとらえます。
準備
荷物
初めての海外だったのでまずお金の心配をしました。
ネパールで日本円からネパール・ルピーに両替できないかもしれないと思って近くの銀行でドルに替えました。タメル地区で日本円からルピーに両替はできます、念のため。
あとは、自分にあったザック、靴、シャツ、パンツを揃えたくらいでしょうか。
体力づくり
ひと月に2山くらい登っていたのと、夜に市民プールに行って泳いで体力をつけました。
ほかに準備らしいことは特にしてません。
1日目日本発
9:00 成田発
12:00(現地時間) 北京着
イミグレーションに少し手間取って、置いていかれるところでした。はじめての海外ということで、入国カードのことも知らなかったのでめちゃくちゃ焦りました。
ただ、成都行きのカードを持った案内の人がいたので、なんとか見失うことなく無事乗り継ぎができました。乗り継ぎの際に、分かりやすいようシールを張られました。たぶん迷子になる人が多いんでしょう。
16:00 成都着
成都はホコリっぽい。空港に着いたらホテルに行くのですが、どうやってホテルに行くのかよく分かりません。何か案内表示はないのかラウンジ周辺をとうろうろします。
外にホテルの車が待ってるのかなと、空港外のローターリーに出たところ、ホテルのバンがありました!
ホテルではディナーが出ると思っていたので、中国元を用意していません。
ホテル周辺に歩ける距離にコンビニくらいあるだろうと考えていたけれど、実際には周辺は真っ暗で何もありません。移動式の露天みたいなのはあったけど初めての海外ということもありそこに行く勇気はこの時はなかったです。おそらく行っても手持ちの米ドルでは使えなかったと思います。
スマホのGPSは全く掴まない、土地勘無い、お腹へったの三重苦です。
このままではご飯食べられないので、米ドル使えますか?とフロントに聞いたところ、「No (無理)」と即答いただきました。
両替の場所知ってますかと英語で聞いてみると、空港にあるので、米ドルから人民元に替えられるか聞いてあげると言って、フロントの人がどこかに電話をかけ始めました。
電話では中国人はウェイウェイ(喂)と言うことを初めて知ります。ウェイはもしもしという意味です。その後なぜか私に受話器を渡して、これで話してみろと言ってきた。
ただでさえ簡単な英語も怪しいのに、外国人の話す英語はなまりもあって何言ってるか分からなくて絶望感が襲われます。互いに下手な英語でしたが、とにかく両替がしたいということを伝えました。
自分でも英語で何話してるのかよく分からなかったのですが、とりあえずホテルのバンで空港まで乗せていってくれることになりました。
その後、バンに乗って空港まで送ってもらいなんとか両替することができました。
ホテルに戻ってきた時間は夜の9時くらいでレストランは営業終了していたのだけれど、下手くそな英語とジェスチャーでなんとかご飯を作ってくれと頼み込んだ。
少し待ってくれと言われ、しばらくレストランの椅子に座って待っているなんと料理を持ってきてくれました。
12元(200円)くらいのチャーハンとペプシの味が忘れられません。正直今までで一番美味しかったです。多謝!
2000円 = 110元を空港で両替
2日目 カトマンズ着
朝食に空港でおかゆ食べたかったのですがメニューも読めないし、注文システムもよくわかりません。
仕方なく、ケンタッキー「乾徳基」で朝食です。16元。
8:50 成都発
なぜか自分のシートにおっさんが座っていましたが、ここは俺のだと言ってどいてもらいます。
チベット経由なのでひと目でチベット系だと分かる格好の人がかなり多くなってきました。隣の席には同じ年くらいの星(Xing)くんと気が合い到着まで話しました。チベットに親が住んでいて、彼は今重慶の大学に通っているらしいですね。
09:00(現地時間) ラサ着
荒涼。人が住んでるのが不思議なくらいで、この言葉はこの地域のためにあったのかというくらい荒涼。帰国後GoogleMapsで確認したところやっぱりなにもないところでした。
ラサ付近
カトマンズ上空
11:10 カトマンズTIA着
VISA 40ドル支払い
空港を出ると、エージェントがカードを持って待っていてくれました。
勝手に人の荷物を持とうと手を出してくる(チップ目当て)が結構多いので注意。
走っている車はスズキマルチが多い印象です。
首都は標高1,300mだが夏のように暑いです。
バイクも多く常にブーブー鳴っていてこれがネパールかと絶望。
正直すでに帰りたい気持ちでいっぱい。言葉わからないのが一番痛いです。
車でタメル地区まで移動してホテルに荷物を置いた後、ガイドであるBinodと一緒に寺院観光。ここは2015年地震でだいぶ被害を受けたようです。
タメル地区で買い出し。
15,000円 = 15,000Rs両替
段パンツ、フリース、シュラフレンタル Rs500
トイレットペーパーおかし類購入
その後、買った物を一旦ホテルの室内におき、18時くらいにBinodとIndra、3人で食事をすることになりました。Indraは社長です。さすがに現地人が行くところだけあって安くてめちゃくちゃ美味しいところです。
レストランはタメルのPleasure Gardenというところ。
インターネットで情報得たかったのですが、スマホのWiFiが電波を掴まないので仕方なく初めてローミングを使います。
高額になるのは分かっていたが背に腹を変えられず使用。使ったのはNcellという会社。
帰国後、請求金額に驚きます。その額4万円。
タメルエコリゾート宿泊
朝 成都空港ケンタッキー
昼 機内食
夜 タメルのレストラン
いよいよ明日からはトレッキング開始です。