自分の情報は自分で守る。スマホにインカメラカバーをつけよう

もはやカメラに写らない日はないといっていいくらい、あらゆる機器にカメラが搭載されています。街中や駅にある防犯カメラなどはもちろん、誰かが何気なく写した写真にあなたが写ってしまう、そんなことはよくあることだと思います。

もちろん、そのような場合は悪用するためでなくたまたまそこにいたから写ったというだけなので何の心配もありません。

ただ、それが自分のスマホやPCのカメラがこっそり自分を撮っていたらどうでしょうか。

もしかして…見られてる??

このようなカメラカバーで盗撮を防ぎましょう。

目次

スマホやPCのインカメラを物理的にふさいで盗撮を防ぐ

個人の情報も狙われる?気づかぬ間に収集

すでになんらかの対策している方もいると思いますが、スマホのインカメラ(フロントカメラ)を物理的に塞いで盗撮を防ぎましょう。

少し前の話題ですが、元NSA(アメリカ国家安全保障局)のスノーデン氏も、スマホの電源が切ってあっても盗聴はできると警鐘を鳴らしています。

自分のスマホで“盗撮”される!? 遠隔監視アプリから身を守るには

NSAが、一個人の自分が画面を睨んでる画像を撮っても仕方がないことだとは思いますが、もしかしたらと思うと、なんとなく気持ち悪いのですよね。

スマホやPCの設定からアプリのアクセス権限を設定すれば、カメラが勝手に起動したり、マイクから音を拾ったり、位置情報などのプライバシーは漏れないんじゃないの?という考えもあると思います。

Googleが位置情報を収集?

これはAndroidのバグということになっていますが、Googleが位置情報サービスをオフにしていても情報収集をしていたというニュース。昔の話ではありません。

「Android」端末、位置情報サービスOFF時も基地局情報を追跡–修正へ

Android搭載スマートフォンが付近の基地局の位置情報を収集してGoogleに送信していることを発見した。その情報は、スマートフォンの位置情報サービスがオフである場合、アプリが1つも使われていない場合、スマートフォンにSIMカードが挿入されていない場合も収集されていた。

※2018年8月16日追記
Googleアプリはたとえ位置情報を無効にしても場所データを追跡・収集し続けていると判明

APによると、プライバシー設定で位置情報をOFFにしたとしてもGoogleサービスでは位置情報が追跡、保存されているとのこと。例えば、Googleマップアプリを起動させると、その時点での場所をスナップショットとして保存し、Android端末では気象情報アプリの自動更新ではおおよその位置を記録し、場所とはまったく関係のない「チョコレートチップクッキー」などの検索でさえ正確な緯度と経度を特定してGoogleアカウントに保存しているとAPは述べています。

やっぱりバグじゃなかったんですね。1年近く前のニュースと同様に位置情報はしっかり保存されていました。

Googleアカウントの位置情報を残さない設定方法です。

自分の情報を守るのは自分

位置情報などは、地図の混雑状況などにも反映されるなど、利用者にはメリットがあります。

しかし、自分のスマホのGPSをオフにしていても自分の情報もいつの間にか送られているとすれば話は変わってきます。

例えウイルスやスパイウェアでなくても勝手に情報が送られているかもしれないとなると気持ち悪いですね。

何を信用していいか分からなくなりますが、自分の身は自分で守るのが鉄則。

なので、物理的にインカメラを塞いでしまいましょう。

マイクも塞ぎたいところですが、簡単で有効な対策が見つからないのでとりあえず保留します。

カメラカバーを選ぶ

テープじゃダメ?

色の付いたテープなどでもカメラを塞ぐことはできます。

しかし、剥がしたあとにベトベトが残るし、また貼る時に粘着力が落ちてしまいます。

なので専用のものを買うほうがよいです。

ふせん(ポストイット) は貼るのは簡単ですがヒラヒラして見た目が格好悪いので却下です。

サンワサプライ インカメラ用セキュリティシール(3個入り) SL-6H-3

iPhoneXに使うために買ったのですが貼り付けた後、FaceIDが使えなくなってしまいました。

仕方がないのでそのままMacbookに貼り替えましたが、粘着力は落ちずに着けることができました。

インカメラを使う時は上のカバー右にをくるっとするだけなので簡単。

下にストッパーがあるのでカバーが下がりすぎることはなく安心です。

パソコンを閉じた時にすこし浮きますがそれほど気になりません。樹脂なので当たっている部分も傷がつきにくいと思います。

3枚入っているのでスマホ、タブレット、PCと使えますね。

ウェブカメラカバー 外付けウェブカメラ盗撮防止

横にスライドさせるタイプなので邪魔になりにいです。カバー自体が薄いので他の場所にひっかかることもありません。

閉じた状態

閉じた状態

カメラオープン

スライドでカメラを出せる

Tumao ウェブカメラ カバー

購入を検討しています。スライド時に、逆側の穴が開くのでiPhoneXのFaceIDも使えそうな気がします。

スライド式

一部iPhoneでは使えない場合がある

前述したようにiPhoneXだとインカメラの左横がスピーカー、右横がFaceID用のドットプロジェクターがあるので、カメラカバーを貼るとFaceIDが効かなくなります。残念ですが対応製品が出ると嬉しいです。

iPhoneXシリーズ以外であればiPad等、問題なく取り付けられると思います。

苦肉の策として、使い捨てのシールを貼るのもアリです。

50枚入りで値段も1枚12円くらいなので、カメラをそれほど使わない場合には有効ですね。

自分でできる対策

なんとなく気持ち悪いなと思ったら対策しましょう。
誰があなたの情報を欲しがっているか分かりません。

私の場合はLINEを乗っ取られたことがあるので、敏感になっています。

LINEアプリはカメラにアクセスすることもできるしカメラ画像を管理することができます(インストール時に確認しています。) もちろんソフトウェア的には外部から操作はできないようになっていると思いますが正直そこまで信用はしていません。

たいしたデータないし見られてもいいやと思っている人でも、うっかり手元に写ったクレジットカードや個人情報などがどう悪用されるか分かりません。

気にしたらキリがないですが、自分がインストールしたアプリが必ずしも安全ではないという認識を持ちましょう!

まずは、カメラから、サクッと対策してみてはいかがでしょうか。

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