VNCやリモートデスクトップはPCを離れた場所からデスクトップ操作ができるプロトコルです。
基本的には操作しているデバイスからは音が出せないので不便なんですよね。
Splashtop という無料のVNCソフトを使ってみたところ、WindowsはもちろんMacをVNC操作するときでも問題なくサウンド出力ができました。
外部からSplashtopを利用するときには有料登録が必要ですが、自宅などのローカルVPNを利用すれば遠隔地でも無料で利用可能です。
Splashtopを利用できるOS
- Windows
- macOS
- Linux
- Android
- iOS
Splashtop をインストール
SplashtopにはVNCサーバー用アプリと、操作するクライアントアプリの2つがあります。
サーバー側には Splashtop Streamer をインストールする必要があります。
サーバーアプリ (Splash Streamer) をインストール
Windows 機に サーバー用の Splash Streamer をインストールします。
画面右の選択肢から、「Personal」> 「Windows」を選択してダウンロードをクリックしましょう。
ダウンロードが完了したら、実行ファイルをダブルクリックしてインストール
インストール完了後、管理画面が開くので、ここでアカウントを作成します。
メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成します。
あとは、管理画面で登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
スマホから操作
Splashtop Personal for iPhone
Splashtop Inc.無料posted withアプリーチ
iPhone やAndroid からもVNC操作が可能です。
アプリをダウンロードして、先程作成したメールアドレスとパスワードを入力してログインをしましょう。
Windows 機が登録されているのが確認できます。タッチして「リモートデスクトップ」を選択します。
外部からアクセスする場合は、有料会員でないと利用できません。
ただ、VPNを利用すれば外部からでも無料で利用可能です。
接続が完了しました。
操作はスマホの操作と同様二本指でズーム、ズームアウトやタッチ操作ができます。
個人的には、ジェスチャ操作よりもトラックパッド操作のほうが小さい画面では使いやすいと思いました。
Splashtopは通常のVNC操作の他に、YouTubeを見たり、音楽再生することができるので便利です。
手間を掛けたくないならWindows10 Pro
私はしばらく Splashtopを使っていたのですが、結果的に Windows10 Pro を使うことにしました。
Proは Remote Desktop という標準搭載アプリを使うことでリモート操作が可能です。Splashtopのように無料で使うために、VPNを通す必要がないので手間がなくなりました。
とはいえWindows10 Proを新規で購入するとなかなかお値段がするので、Splashtopの年払いのほうが手頃といえます。
Microsoft リモート デスクトップ
Microsoft Corporation無料posted withアプリーチ