一人でも行けるエベレスト街道トレッキング Part7 ディンボチェからロブチェ

記事まとめ

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高山病による頭痛と、乾燥による風邪をこらえながら、ここまでやってきました。

目次

今回のルート

ディンボチェ > ロブチェ

地図

AM7:00 起床

スマホのアラームの音が鳴り響き、目が覚めました。

昨晩は、喉の痛みと乾き、息苦しさに悩まされましたがいつの間にか朝になっていました。

朝になっても頭の痛さは取れていません。

自分では分からないけど臭っていたらいやなので制汗スプレーをたっぷりかけてごまかしました。

カラパタールまで登ったらディンボチェに帰ってきて400ルピー払ってシャワーを浴びてやるんだ!

そう心に誓ったのです。

AM7:30 朝食

このエベレスト街道に来て食事選びが下手くそになりました。何を選んでもまずいおいしくないのです。数あるメニューからピンポイントで選んでしまいます。

昨日はチーズパスタで失敗したので、ピザを頼みました。

味は可もなく不可もなく。ただモソモソとした食感は何を食べても変わりません。

荷物はここに置いていく

今日ロブチェに着いたら、明日カラパタールまで登って、その足でこのディンボチェまで戻ってきます。強行軍ですが、下りはなだらかなのでそこまで無理ではありません。

また、明日泊まるので余計な荷物はこの宿に置いていきます。着替えや、かさばるものは持っていきません。最終的にはザックの重さは4kgくらいになりました。

AM8:00 ディンボチェ出発

ディンボチェからやや急斜面の道を駆け上がると、台地のような場所が広がっています。

その丘の端を下を眺めながら優雅に歩いていきます。下に見えているのはおそらくペリチェ(Periche)という街です。

トゥクラまでなだらかな道が続きますが、空気が薄いのに変わりないのでなかなか足が前に進みません。

AM10:00 トゥクラ着

標高およそ4600m。目指すカラパタールまで標高約1,000mになりました。

ブルガリアの登山者の慰霊碑

ここですら空気が薄くて苦しいのに、あと1,000mも登れるだろうか。

荷物は軽量なのに10歩も歩くと息が持たずにゼイゼイしてしまいます。

手ブレないように、息を止めてピントを合わせるのが辛いので写真をほとんど撮っていません。もっと撮っておけばよかったと後で思います。

頭は痛いし、低酸素でクラクラするような状況が続きます。

ガイドのビノドは全く気にする様子もなくグングン先に行ってしまいました。

仕方ないので自分でビスターリビスターリ(ゆっくりゆっくり)登ることに決めて、無理はしないようにしました。

このような氷河のあとのような地形を歩いていきます。

PM0:15 ロブチェ着

カラパタールの前線基地、ロブチェまでやって来ました。

正面に見える白い山はプモリ(Pumori) 7,161mです。

ロブチェ

登山隊のものと思われるテント。シャワーなんかもありました。

昼ごはんは定番のチャーハンです。今回は日本でも食べられそうなさっぱりとした味でした。中に入っているソーセージも下界と変わらない。気力を保つ上で、食事は大事ですね。

周辺散策

今日はこれから特にやることもないので、ガイドのビノドと一緒にロブチェの周辺を散歩します。

雪解け水と思われる川がさらさら流れていて気持ちがいいですね。

昨日、ディンボチェの宿で聞いた、ヘリが墜落したというニュース。残骸はロブチェから歩いて5分くらいのすぐ近くの場所でした。

周辺には興味津々な野次馬たちが10人くらいたむろしています。

特に炎上したりした様子もなく、ローターがひしゃげた状態で横たわっていました。

パイロットとエンジニアは脱出して無事だったようです。

周りは見通しのいい場所なのですが、気流の関係で操作が難しいのでしょうか。

ほかに見るべきところもないので、ロッジに帰ってダルバートを食べます。

さて、明日はカラパタールの最終アタック。朝は夜明けに出発なので早く寝て体力を回復しよう。

次回へ。

簡単ネパール語

フェリ べトゥンラ = またね!

See you でも通じますが、やっぱりネパール語を使うことで相手の心に沁みるのだと思います。日本にいるときでも外国人から片言でアリガトウ、マタネ!と言われたらうれしいのと一緒です。

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