一人でも行けるエベレスト街道トレッキング Part4 ナムチェからクムジュン

ネパール記事まとめ

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ルクラからへとへとになりながらもナムチェバザールへ着きました。

目次

今回のルート

[box class=”box17″ title=””]ナムチェバザール クムジュン[/box]

ナムチェバザール

ナムチェ西側とクンデリ(kongde ri)

旅の相棒ピヨピヨくん。後ろにタムセルク(Thamserku)が見えます。

ネパール街道の一大都市ナムチェバザールです。

なんといっても街の形がかっこいいです。

馬蹄形という「U」を反対にした形に沿って街ができています。

さらに、山の傾斜に合わせて家が段々畑状に建っているため、どこから写真を撮ってもいい感じに写ってくれます。

街が南向きで日当たりが良いため、高い山の陰になることもなくロケーションはかなりいいところです。

街の名前のように朝から青空市を開いていて、衣類や野菜など人々が売り買いしてる光景は活気に溢れていました。これは宿泊しているロッジから

周辺散策

ベンカーからナムチェについたのが PM1:00くらいだったので、昼ごはんのダルバートを食べてから30分くらい仮眠して、周辺散策に出かけました。

ナムチェはほんとにワクワクする街です。

天気がよければこんな気持ちいいところないってぐらい爽快。

子どもたちもたくさんいて、そこら中を走り回っていて元気いっぱいです。

ちびっ子でも英語は結構分かるようで、流暢にしゃべる子は多かったですね。

やっぱり欧米人トレッカーも多いので観光地としてその影響もあるのかなと思いつつ、自分も負けずに英語を勉強してやる!という熱意が出てきました。

自分を中国人だと認識して「ニーハオ」と言ってくる中学生くらいの子がいたので、ちょっとイラッとしてしまったのは病気でしょうか。たしかに、トレッキング中に日本人らしい人見かけなかったので、中国台湾の人がかなり多いのでしょう。

ナムチェの町並み

ごみごみした通路を登った先に薬局があったり、その先にカフェがあったのでチョコレートケーキとミルクティを飲みます。

カフェ

甘ったるいミルクティがだんだん好きになってきました。

山あいから今まで歩いてきた道を見ながら飲む濃いミルクティはうまい!

近くの売店で、水とメントスと、エベレスト登山地図とチョコレートバーを280ルピーで購入。これでしばらく頑張れそうな気がしてきます。

住民の重要な足、馬さん

ナムチェの小高い丘に登ってとりあえず端から端まで歩いて回りました。

泊まるところ

時間も忘れて2時間くらいブラブラしていたらさすがに疲れてきたのでホテルに帰り、夕食のモモ(シューマイ)を食べて、ぐっすり就寝です。

高地順応のためにクムジュンへ

ナムチェバザールの標高は3,440mあります。

日本でいうと富士山頂上より少し低いくらいですが、標高は高く、空気は地上に比べて薄くなっています。

[box class=”box29″ title=””]ここから上は、訓練していない限り、1日500mくらい登るのが限度なのであまり無理をせずに、このナムチェか周辺のクムジュンで高地順応させるのがエベレスト街道トレッカーの常識です。[/box]

この標高になると高山病の兆候が出てきて気分が悪くなったりすることが多いようなので無理はできません。先に急いで登りたい気持ちもありますが、高度に慣らすための必要な停滞です。

AM7:00 に朝食のチャーハンを食べて 7:30に出発。

出発から少し経つと、高山病らしき症状が出てきました。頭を締め付けるようなジワジワとした頭痛です。初めは疲れから来ているのかなと思って様子を見ながら歩いていたら、途中で休憩しても痛みはとれないままです。

ガイドのビノド

途中で見つけたヘリポート

頭痛としては軽い方だったので、クムジュンまで歩いていきます。

クムジュン到着

クムジュンはナムチェから3〜4時間くらいの標高3,780mの小さな街。

この街は屋根の色が緑で統一されていて、遠目からこの緑の家々が見えた時にテンションがかなりあがったのを覚えています。(現地に行くまでクムジュンという地名すら知りませんでした。)

町並みは石レンガを積み上げたよくあるネパールの家ですが街中を歩いていると、ドラクエの世界にいるような、宝箱を探したくなるような、そんなところでした。

正直、エベレスト街道行くのであれば行ってほしい場所です。

「うまのふん」ならぬ「ヤクのふん」がそこら中に干してあります。

乾燥させて、暖房などの燃料にするためです。

近くには、ヒラリースクール・クムジュン校というエベレスト初登頂をしたエドモンド・ヒラリーが設立した学校があります。

クムジュン全景パノラマ

だんだん味が下がっていく登山飯

昼食にダルバートを食べました。

肉は固いし、米はパサパサ。

明らかに料理の質が下がっていました。日本の米とは違いインディカ米なのでパサパサ気味なのは仕方ないのですが、味のこともあって少しうんざりし始めます。
心の奥から叫びたがっている。

日本米食いてーー。

前述のように高山病の症状があったので頭が痛く昼食後に1時間半も昼寝してしまいました。昼寝はダメですが体が求めてきてどうしようもなく。

夕食にはチョウミン(炒麺)という焼きそばのような料理を頼みました。

これも肉は固くて、麺はボソボソでとても食べられるようなものではなかったです。

残すのも申し訳ないし、体力をつけなければならないので無理して食べましたが、ネパール滞在中で食べた料理の中で一番まずかった一品です。あとあとになってなんであんな料理ができるのかなんとなく想像できました。

下界で食べるとどれも美味しい料理です。

明日に向けて熟睡

宿泊とは別料金ですが、スマホの充電もさせてもらえます。コンセントを自由に使えるわけではないので注意してください。

夜はローミングで調べ物をしながら、過ごしました。

だんだんエベレストが近くなっている。無理せず頑張ろう。

次回へ。

日本人と似ているネパール人

外見だけ言うと日本人とネパール人(シェルパ族)はなんとなく似ています。インド系というよりチベット系が多いからでしょうか。日本人が日焼けしたらほぼネパール人といってもいい気がします。

子供は特に日本人にそっくりで、鼻を垂らして走り回っている少年を見ると昔の日本がここにあるようなそんな郷愁に近い感情が芽生えました。

ネパール人のおばちゃんが驚いた時も、「ええぇぇ」と声を出したり、笑い方も日本人そっくりで人懐っこい笑顔に親近感しか湧きません。

簡単ネパール語

ダンニャバード = ありがとう

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