RaspberryPi 3Bの初期設定をしてみる

RaspberryPiとは

このページを見ている方なら知っていると思いますが、手のひらサイズのコンピュータ、というか基盤でこれがあればパソコンでできることはだいたいできます。

最大の特徴は大きさと省電力で、基盤にいろいろなモジュールを組み合わせることでカメラになったりロボットになったりIoTデバイスとして個人的にも注目を集めています。

今更ながら購入したので初期設定を書き記しておきます。



ざっくりとしたスペック

Raspberry Pi 3B
CPU1.2GHz クアッドコア
メモリ1GB
有線LAN、IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.1
5V/2.5A

このページの方針

Raspbianのデスクトップは使わないで、MacターミナルからにSSHの作業が中心となります。

  • Raspbianの入手とMiciroSDカードへブートイメージ作成
  • ラズパイとディスプレイを接続しないでSSHで初期設定まで行う

セットアップ

基本的にMacでの作業を想定していますが、Windowsでも流れは同じです。

初めてラズパイを購入する時、電源やUSBケーブル、microSDカードがセットになったものもあります。

この場合、microSDカードにRaspbianというOSが書き込まれていて、電源を差し込むだけで使えるようになっています。

ただ、ラズパイはトライアンドエラーでOSを何度も書き換える場合が多くなると思います。比較的簡単なので、自分でOSをSDカードに書き込んでみましょう。

Raspbianの入手

Download Raspbian for Raspberry Pi

SDカードのアイコンのところにあります。Raspbianは二種類OSが提供されていて基本的にDesktopバージョンとLiteバージョンがあります。

「Stretch」とは元となっているLinux OS、Debianのコードネームです。

  • RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOPDesktopの方は名前の通りGUIを使ったデスクトップ上での操作ができ、コマンド操作に慣れない方や、初めてlinuxに触れる方には最適だと思います。デスクトップを使う場合、HDMIケーブルとディスプレイ、キーボード、マウスが必要です。
  • RASPBIAN STRETCH LITE
    LiteはDesktopの軽量版でデスクトップ環境などの要素を取り除いてコンパクトな構成になっているのでCUI操作に慣れている方や、デスクトップ環境を必要としない場合はこれを選択しましょう。

2つの構成の違いについて詳しく知りたい場合は以下
http://sstea.blog.jp/raspi/raspbian_jessie.html

HDMIケーブルを用意するのもディスプレイ繋ぐのも面倒だと言う場合はLite版です。慣れてしまえばこっちのほうが快適です。

反応の鈍いRaspbianのデスクトップ環境にゲンナリします。

Torrentかzip好きな方を選んでダウンロード。
ダウンロード後展開しましょう。

MicroSDカードをフォーマット

まずは、SDカードをフォーマットします。

方法は色々ありますが、ソフトを使います。

SDメモリカードフォーマッター
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
SDカードを挿入して選択、クイックフォーマット

MciroSDカードにブートイメージを書き込む

Macだとddコマンドを使って書き込むことが多いのですが、書き込み状況が分かりにくいし、楽をするためにEtcherという書き込みソフトを使います。

https://etcher.io/
英語ですがシンプルで使いやすいです。Windows版もあります。

zipを展開したフォルダにある.imgファイルと、フォーマット済みのSDカードを指定して、FinishをクリックすればOKです。

SDカードにsshフォルダ作成

コピー終了後に自動的にmicroSDカードがアンマウントされるので、もう一度カードを差し直します。

そして、ルートフォルダ(一番上のフォルダ)に 「ssh」フォルダを空で作成して下さい。

このフォルダがないと最初にSSH接続ができません。

有線LANに接続された状態にして、作成済みのMicroSDカードをラズパイに差し込み、電源ケーブルと接続します。

LanScanで対象のIPアドレスを探す。(Macの場合)

ルータの設定でMACアドレスを指定してローカルIPアドレスを固定しておいてもOKですが、DHCPによる自動割当だと、どのIPアドレスが割り当てられるか不明なので、可視化します。

https://www.iwaxx.com/lanscan/

起動して、Lan your scanをクリックするとルータに接続中のデバイス情報が出力されますので、HostnameタブがRaspberryPiを探して、IPアドレスをメモしておきます。

Macから初期設定をする

ターミナル起動、ssh接続

初期ユーザー名 / パスワードは pi / raspbian

ssh [email protected]
[email protected]'s password : raspbian を入力

もしkeyが〜というエラーが出たら以下を試す。

sudo ssh-keygen -R 192.168.xxx.xxx

パソコン上にあるsshのキー情報をリセットします。

root (管理者権限)のパスワードを設定

sudo passwd
任意のrootパスワードを入力して設定します(2回)

rootでのログインを許可する

これはセキュリティ上好ましくない設定ですが、rootログインを許可することで、CyberduckなどのSFTPでファイル操作する場合、非常に便利なので設定しておきます。必要ない場合は飛ばして下さい。

必要な設定が終わったら必ず元に戻しましょう

sudo nano /etc/ssh/sshd_config
#PermitRootLogin without-password #どちらかあればコメントアウト
#PermitRootLogin prohibit-password
PermitRootLogin yes #追加

nanoエディタでよく使うコマンド

Control + o 保存
Control + x 終了 (y 保存、n キャンセルを選択)
Control + k 一行削除
Control + y , v でページ移動

IPv4で通信するよう設定

DSLite設定後 IPv6のサイトから取得しようとして失敗する(0%から進まない)ことがあるのでIPv4で通信する用に設定。 DSLiteを使っていなければこれは不要かと思います。

sudo nano /etc/apt/apt.conf.d/99force-ipv4

空ファイルなので下を挿入

Acquire::ForceIPv4 "true";

最新パッケージに更新

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade -y

基本設定

sudo raspi-config

1. change user password
piのユーザーパスワードはそのままだとログインされてしまう可能性があるので変更します。

TimezoneをAsia、Tokyoに変更

LocaleはそのままでもOK

大まかな設定は以上です。
あとは自分で使いたいパッケージを入れていきましょう。

SSH作業を少しでも楽にするためのアプリ

Termius

https://www.termius.com/

ログインのたびにパスワードを入力しなくて済むので楽になります。

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