クラウドファンディングサイト Kickstarter で人気を博した MOFT X が Makuake に登場しました。
すでに販売されている MOFT はノートパソコンなどに貼り付けるPCスタンドで、今回のMOFT X はさらに軽量小型でスマホやタブレット向けになります。
MOFT X のサンプルを提供していただきましたので、スマホとタブレットに取り付けてみました。
クラウドファンディングは成功して、現在は Amazon などで購入できますよ!
MOFT X はスマホ・タブレットスタンド
- スマホ、タブレットに貼り付けて使うスタンド
- 横置き、縦置き (タブレット用は角度変更可)
- 手、指を通せる
- バンカーリングの上位互換
- 安定感がある
シンプルなのに考えられたデザインで、実用的にも優れています。
アメリカのカルフォルニア州に本社がある LeMore (レモア) が MOFT Xを開発しています。クラウドファンディングで出資を募ってスマホ・PCスタンドの他、ドローン、VRなどさまざまな最先端ガジェットを作り成功しています。
MOFT X の種類
- スマホ用スタンド
- タブレット用スタンド
- ミニタブレット用スタンド
- Apple Pencilホルダー
- 磁石シート
- ガラス材質用粘着シート
バンカーリングとMOFT Xの違い
バンカーリング、MOFT X はどちらもスマホの背面につけて使うアクセサリーです。
落下防止、文字が打ちやすくなる、縦置き横置きに対応などもはやスマホには必須といってもいいくらいですよね。
- 安定感高い
- 少し厚みがある
- マグネットで壁貼り付け可
- 安定感低い
- 最小限の大きさ
- 金属リングで他のモノを傷つけてしまう
バンカーリングは使いやすいが安定感がイマイチ
バンカーリングは輪っかの一点でスマホを支えるため設置時の安定感は低いです。
サイズが小さいので使い勝手がよく、スマホの操作性がアップするので使っている方は多いのではないでしょうか。
MOFT X は倒れにくい
MOFT X はスマホを覆うように貼るタイプなので、その分テーブルに置いたときの安定感があります。
またMOFT Xにはマグネットが入っているので、専用の磁石シートを使うことでスマホを壁に置くことができます。
MOFT X は全3種類
左から、専用マグネットシート、スマホ用、ミニタブレット用、タブレット用
MOFT X はデバイスのサイズ別に3種類あります。
- タブレット用
- スマホ用
- ミニタブレット用
MOFT Xの生地は少しざらざらして触ると心地よく高級感を感じます。
タブレット用 MOFT X
MOFT サイズ | 横150 x 縦210 x 厚さ3.7 mm |
対応サイズ | 9.7 〜 13 インチ |
重さ | 137g |
縦置き | 25°、40°、60° |
横置き | 30°、40°、60° |
- 縦横それぞれ3段階の高さ調整が可能
- 薄さ3.7ミリ
スマートフォン用 MOFT X
- スタンド本体
- ガラス材質用粘着シート
- 磁石シート
色は、スペースグレー、ダークブルーです。
MOFT サイズ | 横64 x 縦105 x 厚さ4.7 mm |
対応サイズ | 4.7インチ以上 |
重さ | 29g |
縦置き | 60° |
横置き | 40° |
- 最大3枚まで入れられるカードケース付き
- 付属の専用磁石シートを好きな場所に貼り、スマホの取り付け・取り外しが可能
ミニタブレット用 MOFT X
iPad mini のような中サイズのタブレット向けです。
MOFT サイズ | 横116 x 縦171 x 厚さ3.5 mm |
対応サイズ | 7.9インチ以上 |
重さ | 87g |
縦置き | 25°、40°、60° |
横置き | 30°、40°、60° |
MOFT X 開封と取り付け
スマホやタブレットの背面にMOFT X のフィルムを剥がして貼るだけです。
タブレットに MOFT X 取り付け
MOFT X の裏側に粘着シートがあるので、フィルムを剥がしてタブレットに貼り付けます。
貼ったのは iPad Pro 10.5インチです。
iPad の裏をきれいにしてからペタっと貼り付けましょう。MOFT のロゴが上にくるようにします。
縦置き、横置きした時にiPadが浮かないように端から5mmから10mmくらい離しておくといいと思います。
貼り付けるとこんな感じです。今回使ったMOFT Xはグレーです。
iPad を縦置きしてみました。強く押すと後ろに動いてしまいますが倒れることはありません。タッチ操作やApple Pencilで絵を描いたりは余裕です。
製品の仕様通りほぼ60°です。使いやすい角度だと思います。
もちろん横置きも可能で、背面はこんな感じになっています。
Apple Pencil ホルダー
Apple Pencil を磁石で固定するホルダーもあります。
MOFT X スタンド部はマグネットになっているので、専用ホルダーがくっつきます。(写真のものは第一世代の Apple Pencil)
スマホに MOFT X を取り付け
iPhone、AndroidどちらもOKです。
スマホ背面の下部に合わせるようにMOFT Xをペタッと貼ります。
バンカーリングのように指を通せば操作性もよくなります。
片手だけでスタンドを立てる(MOFTを広げる)のは難しいと思いました。これはマグネットでぴったりくっついているからですね。
スマホ用の MOFT X にはカードを3枚収納できます。意外ときついので1枚程度にしておいたほうがよさそうな感じです。
MOFT X 自身にマグネットが付いているので SUICA などはタッチしても反応しない可能性があります。
マグネットでどこでも貼り付け
専用のマグネットシートを壁に貼り付けておくと、MOFT X を装着したスマホをペタッと壁に取り付けることができます。
意外と強力なマグネットなのでスマホでレシピを見ながら料理する時などによさそうですよね。2枚マグネットを使えばタブレットでも余裕で壁に付けられますが、万一落ちても泣かないでください。
壁にマグネットを貼って
スマホをペタッ
なんとなく作りたかっただけの動画です。
MOFT X ファーストインプレッション
MOFT X を開けた時、新車のシートの匂いがしました。製品の生地は上質なものを使っているようで安っぽさはありません。
いままで、iPadにケースとカバーが一体化したものを使っていたのですが、完全にMOFT Xに切り替えました。デザインが野暮ったくなく、動画を見る時横置きするのが簡単でグッドです。
特にタブレット + MOFT X の組み合わせはおすすめです。
気になる点としては、スマホでMOFT Xを使った時に、片手だけでスタンドを開くのはやや難しいところです。(両手でやればいいだけなんですけどね)
MOFT X はデザインと実用性が両立したよく考えられた製品だと思います。
特殊な粘着シートのため貼り直しが500回まで可能だということで、自分の使いやすい張り方などを試してみるとよいでしょう。
MOFT X は 一般購入可能に
クラウドファンディングサイト Makuakeでのファンディングに成功して、MOFT X は現在一般販売されることになりました。