【車載】自動開閉 Qi ワイヤレス充電器 EV-703 レビュー

Qi (チー) という充電方法をご存知でしょうか?

Qi はスマホなどを無線充電できるものです。

普段、スマホを充電するときはUSBケーブルをスマホ本体の差込口に差して充電すると思いますが、Qi (チー)を使うとケーブルをつながずにスマホを充電スタンドに置くだけで充電できるようになります。

家やオフィスで使う場合はこういったスタンド型のQi充電器が使いやすいです。

車で移動する時にスマホを充電するときはケーブルをつないで充電していましたが、ケーブルの抜き差しが地味に面倒で使いたい時にスマホをすぐに手にとることができませんでした。

今回、車載用のQi充電器を車で使った所非常に便利だったので紹介していきます。

車載 Qi 充電に必要なものは以下のものです。

注意点としては、Qiの充電器まではUSBケーブルでつなぐ必要があることです。

他のQi充電器の紹介はこちらの記事をご覧ください。

車載 Qi 無線充電器 EV-703

車載ということで、電源をシガーソケットからとるのでUSB-Cに対応するカーチャージャーと、USB-Cケーブルも用意します。

一般的にはMicroUSBという端子のケーブルが使われることが多いですが、USB-CはAndroidやiPhoneなどでこれから普及していくと思いますので、Qiを使わない時には直接充電できるよう今回はUSB-Cの充電器にしてみました。

利用するスマホによって給電するワット数が異なります。10W対応のスマホであれば急速充電が利用できますが、それ以外でも少し遅いですが充電可能です。

	Qi対応機種
10W充電	Samsung Galaxy Note 8/ Note 5, S8, S8 Plus, S7, S7 Edge, S6 Edge Plus.
7.5W充電	iPhone Xs/iPhone Xs Max/iPhone XR/iPhone 8/ iPhone 8 plus/iPhone X
5W充電	他のQI対応できるスマホ

Qi 充電パッド、USB-Cケーブル、エアコン送風口用のクリップ

クリップを本体に取り付けてみます。

クリップはこの上のボタンを強く押すと少し開くので、ここにエアコン送風口の羽を挟むようにします。

このカーチャージャーを使った所問題なく動作しました。

車のシガーソケット部分に挿し込み、USB-Cケーブルでカーチャージャーと充電器の下部に接続します。

iPhone Xを充電中に、電圧チェッカーで計測してみました。

5.17V x 1.05A ≒ 5.4W

開閉動作しているところ

このQi充電器はスマホを近づけると自動的に開閉します。

確認した所正面30cmくらいまで認識して開くようです。少したつと自動的に閉まります。

iPhone Xを置いてみました。iPhone本体のQiコイル位置とややずれていますが問題なく充電されます。充電中は上部のLEDが青く光ります。

スマホが置いてある状態のときは、左下のスイッチに軽く触れることで自動的に開きます。

少し改造してスタンド型にしてみる

私の車ではエアコン送風口に取り付けるとハンドルに近すぎて少し使いにくく感じました。

今まで利用していた吸盤付きのスマホスタンドを使えないか試行錯誤したところ、ちょうどよく角度調整用のボールの部分の大きさが合っていたので合体させることができました。

左がEV-703のもので、右が取り替える吸盤スタンドのものです。

とりつけた所、うまい具合に収まりました。ケーブルの取り回しも問題ありません。

もちろん横向きもOKです。

こんなのめんどくさい!という方はスタンドと、エアコンタイプ両方に対応するものもあります。

こちらのケーブルはUSB-CではなくmicroUSBタイプになります。

まとめ

• スマホを近づけるだけで開閉するのでセットする手間がない。
• 開閉時にジィーッというやや大きいモーター音がする。
• 背面に指紋認証がある場合は押せないので暗証番号でロックを解除する必要がある。

車載用のQi充電器を利用してみましたが、一番良い点はスマホへのケーブルの抜き差しの手間がなくなることです。本末転倒ですが、どうしても速く充電したいときは直接USB-Cケーブルをスマホへ接続するといったこともできます。

Qiで無線充電生活、始めてみませんか?