Raspberry Pi 3B と Radius Deskを使った公衆WiFi (アクセスポイント)を作る

Raspberry Pi 3B と Radius Deskを使った公衆WiFiを作る

RadiusDeskとは

ネットワーク機器にインストールすることでカフェや公共施設にあるような無線LANを提供できるようになります。自分で1からインストールしようとするとかなりの手間と時間、そして知識が必要となりますが、RaspberryPi用のイメージファイルが配布されているため、これを使うだけでそれほど手間がなく環境を構築することができます。

Raspbian
nginx
php5, 7、cakePHP
mysql (mariaDB)
freeradius
Coovachilli
node.js
hostapd
などから構成されているようです。

現在までのところ、日本語での情報はほぼありません。
RadiusDeskで配布されているRaspberryPi用のファイルは1年以上前のものですが特に問題なく使えます。最新のものにアップデートしようと試行錯誤しましたが、私にはスキル不足で無理でした。
最新版はリアルタイムモニタが追加されています。

Virtual Boxで試すための仮想イメージが配布されています。
https://sourceforge.net/projects/radiusdesk/files/VM-Images/

パスワードはsystem /admin

ifconfig コマンドでeth0に表示されたIPアドレスにブラウザを使ってアクセス
http://192.168.xxx.xxx/
パスワード root /admin
WiFi接続はできませんが、雰囲気がつかめます。

RadiusDeskでできること

WiFi アクセスポイント
WiFiに接続すると自動的に認証ページに飛ぶ (Captive Portal)
Facebook、GoogleなどのIDでソーシャルログイン (OAuth)
利用者別の利用時間(1日1GB、1時間だけの利用とか)、帯域制限 (1Mbpsに抑えるなど)
バウチャー (クーポン)による認証
利用状況の確認(アクティビティモニタ)
GUIによるユーザ管理

QRコード印刷 (PDF出力)


など

必要なもの

Raspberry Pi3 modelB
microSD 4GB 以上 (class10推奨)
LANケーブル (ルータに接続)

手順

MicroSDカードを設定

ブートファイルをダウンロード

https://sourceforge.net/projects/radiusdesk/files/RaspberryPi/
一覧から
RPI3-RADIUSDesk(2016-04-08 1101).img
をダウンロードします。

 

Micro SDカードフォーマット

SD Card Formatterでフォーマットする

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

 

ブートファイルをMicroSDに書き込む

Etcherというソフトを使うと簡単です。imgファイルを選択してSDカードを指定します。

https://etcher.io/  Mac版もあり

 

SDカード内に「ssh」フォルダ作成

ブートファイルを書き込み後、自動的にアンマウントされるので差し込み直します。
一番上のディレクトリに「ssh」フォルダを作りましょう。

 

起動

LANケーブルをルータに繋いで、作成したMicroSDカードをRaspberryPiに挿入。
MicroUSBを差し込んで電源を入れます。

基本設定

sshでログイン

 

パーティションを拡張

パーティションが4GBに設定されているので自分のSDカードの容量に合わせて拡張します。

sudo fdisk /dev/mmcblk0
状態確認
p
隠し部分のパーティションを削除
d
2番目を選択
2
新規パーティション作成
n
プライマリ
p
2番目に
2

MicroSDが16GBの場合
first sector 131072
last sector エンター押す
pで領域確認
wで書き込み

再起動させる
sudo reboot
リサイズ
df
sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2
dfで認識されているか確認

アップデート

 

時間がかかりますので別の作業をしながら待ちます。

WiFiに接続

PCのWiFiの接続先一覧から RPI3を選択
選択後パスワードなしで接続されて、認証ページが自動的に表示されます。

これはスマホからの画像です。

Loginボタンの下のFree Accessを押すと、インターネットに接続できます。
初期設定は50MB/1時間なのですぐになくなると思いますが、容量制限ができていることを確認しましょう。
一旦 WiFiを切断して元のネットワークにつなぎ直します。

アクセスポイント名変更

お好みでアクセスポイント名 「RPI3」から変更してみます。
sudo nano /etc/hostpad/hostapd.conf
2行目の ssid=RPI3
を変更後
sudo reboot

設定完了

最低限動かすための設定は以上です。

後は、自分の使いたい環境を作るための設定を行います。

Webで設定

ブラウザを開いてRaspberryPiにWeb設定画面にアクセスします。
http://192.168.xxx.xxx/rd/
初期ユーザー名とパスワードは root / admin

最新版ではないのでレガシーな雰囲気がありますね。

プロファイル設定など続きはページを分けて紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です